ここ数年でFIRE、セミリタイヤという言葉を耳にする事が多くなりました。
毎日仕事いくのが憂鬱って方にはFIREをして毎日嫌な仕事に縛られず、好きな事をして毎日を有意義に過ごすなんて夢のような話ですよね。
私が聞いた当初はそん事ができるのは事業で成功した億万長者の一部だけだっと思っていましたが、現実にFIRE、セミリタイヤをしてる方は高収入の人のみじゃなく平均収入の人もFIRE達成してる事を知り、お世辞にも頭のいいとは言えない、高収入とは無縁の私にも達成できる1%の可能性でもじゃないかと思い調べてみました。
FIREを目指している人、達成した人をFIREムーブメントと呼びます。
FIREとは
Financial Independent Retire Earlyの頭文字で、経済的自立をし早期退職する事です。
Financial Independent(経済的自立)…誰かに頼る事のない収入と支出、例えば自動車ローン、住宅ローン学資ローンがないなど、毎月ローンに頼らず、収入以内で生活できている事。
Retire Early(早期リタイヤ)…定年退職は60-65歳で退職するのですが、早期リタイヤとはそれ以前にリタイヤする事です。なので、極端に言えば定年退職の1年前にリタイヤすればそれも早期リタイヤですね。
でもFIREムーブメントでは、20-40まで頑張って経済的自立を目指し、30-40代で早期退職をしたと人がほとんどです。
FIREの種類
FIREといっても、1つだけではなくいくつかの方法があります。
FAT FIRE(ファットFIRE)
十分ば資産を確保し、投資などから収入を得ながらリタイヤ前とほどんど変わらないくらいの支出で生活できるスタイル。みなさんもこのタイプが理想ですよね?私もです。
LEAN FIRE(リーン FIRE)
生活費を極限に抑える事によってFIREの目標額が達成しやすく、退職後も贅沢をほとんどせずに生活していくスタイルです。ミニマリストなど節約が好きな人に多いです。
BARISTA FIRE(バリスタ FIRE)
完全にFIREしたFAT FIREとLEAN FIREとは違って、Full Time の仕事をやめパートや好きな仕事で収入を得ながら生活していくスタイルです。FIRE目標額も少なく、リタイヤ後も仕事したいって方にはおすすめです。
これが目指しやすいく多くの人がFIREをしている形だと思います。
FIREに必要な額はいくら??(4%ルール??)
日本では老後2000万円問題と話題になりましたよね、じゃあ、早期リタイヤする場合いくら必要なのか計算してみましょう。
FIREムーブメントでは年間支出x25年分の資産(不動産投資や株式投資)だといわれていますが、インフレ率や株式市場の上昇、下落によっても変わってきますが、25倍が正しい数字ではないので、もしかしたら、計算で出た金額以上、以下の可能性もあります。
例
月25万円必要であれば
(25万円x12か月)x25年=7500万円
日本や物価の高い東京や国でFat FIREを目指すのであれば一か月に必要な額も上がり1、2億円が必要になってきます。
一億円?2億円!!!ってびっくりした方も多いはず、私も1億円なんて見たこともないですし、私が最高で貯金できた金額なんてその1-2%です。そんなに貯めれるのは有名人や、一部の億万長者だけ??かと思えるような金額で、かなりハードルが高いですよね。
でも、LEAN FIREやBARISTA FIREを目指せば生活費を大幅に減らしたり、パートなどで生活費を補えたりできれば目標額もグーンと下がり、ハードルも低くなります。
FAT FIREでも物価の低い国や日本でも家賃の低い田舎でFIREをすれば目標額が下がりますし、5年後にリタイヤをするよりも時期を20年後、30年後とリタイヤ目標までの期間が長ければそれでも、ハードルも低くなるはずです。
アメリカの過去の株成長率が年間平均7%と言われていて、インフレ率(物価の上昇率)が約3%で、7%から3%を差し引いたのが4%。
FIRE後、自分で築き上げた株の4%を切り崩しながら生活すれば、30年後も株が底を尽きることはないと、アメリカのトリニティ大学で発表されています。
もちろん、未来の事は誰にもわかりませんし、アメリカ以外の国だと、過去のインフレ率も変わってきます。なので、4%は目安であって確実な数字ではありません。
FIREムーブメントの方は、ほとんど投資をしています。
不動産投資、株投資など、どちらもリスクがついてきます、貯金もほぼなく、FIREしたいから明日1億の物件を買おうとか、親から借りて株投資をしようってことはやめましょう、もしかしたら、明日株が暴落して、株の価値が0になる可能性は0%ではありませんし、家賃収入を見込んで不動産投資でも、入居者が見つからず何か月も、毎月ローン、固定資産税などの支払は自分の手元からなんて事もあります。
- 収入、支出を把握する(収入より支出が多くなってませんか?)
- 家計簿の見直し(削れる固定費、外食費、たばこやお酒のし好品)
- ローンの完済(カードローン、学資ローン、自動車ローン)Debt Snowball(雪だるま式返済)と Debt Avalanche(雪崩式返済)
- 1年分の生活防衛資金(病気やケガで仕事ができなくなった場合の為の1年間分の生活費)貯金できる人が給料日にする5つの事
このステップを終えてから投資を始めましょう、もし投資で失敗しても、生活費の心配が減ります。
まとめ
FIREには3種類があり、自分にあったFIREの形を見つけられる。
Fat FIRE、Lean FIRE、Barista FIRE
来年FIREするなんて、簡単な話ではありませんが、今現在、ローンがたくさんある方や低所得の方でも計画的にプランを立てて、地道にローン完済、貯金、投資とスッテプを踏んでいけば、FIREも成功可能です。
まずは、家計の見直し、把握から初めてみましょう。
5年後、10年後FIRE達成できていなくても、諦めず地道にこなしていけば必ず今現在とは違った自分がいるはずです。
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