アメリカでは定期預金の事をCertificate of Depositといい、CDと略して呼びます。
アメリカの銀行にはChecking Account(当座預金口座)Saving Account(普通預金口座)CD(定期預金)があります。
まったく貯金ができない私は日本では、定期預金を使って貯金をしていたので結婚してアメリカに引っ越して来たときは、アメリカの銀行にはCheckingとSavingだけで、Savingに貯金をするんだと思っていました。引っ越して3年ぐらい経ったときに知り合いに、CDの存在を教えてもらいました。
日本の定期預金
金利は約0.002%~0.02%です。金利0.002%で計算すると100万円預けると一年後に20円金利が戻ってきます。
微々たる金額ですが、貯金してる人は結構利用しているひと多いと思います、私も実際、日本にいた時は定期預金を利用して貯金をしてました。
Saving AccountはCheckingに比べ利子が高く、満期が無く、いつでも引き出しが可能ですが、CDの利子は、さらにSaving Accountよりも利子が高く、満期があるので満期以前に引き出せばペナルティー料が発生します。
アメリカのCD
金利は約0.19%~3.00%があります。金利 0.19%で計算すると。$10000預けると一年後には$19の金利が戻ってきます。日本の金利と比べると明らかに金額が違いますよね。
2020年の3月ごろから金利は下がりつつありますが、日本に比べ高い金利が魅力ですね。
- 普通預金(Checking Account)や貯金口座(Saving Account)に比べ金利が高い
- 満期まで引き出しが難しので、貯めやすい
- 期間も短期3か月~長期5年まであるので自分の用途に応じてCD の契約ができる
- オンラインからでも申し込みできる。
- 元金と金利は確実に戻ってくるので安心して預けれる。
- ほとんどの銀行が最低CD開始額が$500~1000が多いので始めにくい($50ってところもあります。)
- 満期前に引き出すとペナルティが発生するので、契約前にちゃんと検討して契約しましょう。
- 金利で得た金額も収入の一部なので、TAXリターン時に申告しなくてはなりません。
どこでCDを始める?
ほとんどの銀行でCDを契約できますが、CDを契約する前に、いろいろ検索してみましょう、今現在使ってる銀行の金利やオンラインのみの銀行(High Yield Saving口座)は比較的店舗型の銀行よりも金利がいいので、おすすめです。有名なのは、Ally bank, Discover Bank , Capital One 360, Synchrony Bankなどがあります。私はオンラインバンクはAlly Bank、店舗型バンクはNavy federal credit unionとBECUを使っています。
Navy federal credit unionのCDは12か月の満期、スタート額は$50~でAPY(年間利回り)が3.00%がり、貯金額$3000以下一人当たり1つしか契約することができない、バンクもUSミリタリーの家族のみが口座を持つことができるなどの条件はあるものの、もし、Navy federal credit unionの口座がある方は始めるのにはおすすめです。
Navy federal credit unionの口座がない方でも、自分の使っている銀行のCDのAPYを確認してみるといいでしょう。
CDを使った貯金方法
CD Ladder saving って方法があります。日本語にすると階段式定期預金って感じですかね?
いくつかのCDに分けて貯金していく方法です。CD Ladder の利点としては、貯金を1つのCDにまとめてしまうと、満期まで引き出すことが難しいので、小分けにして満期日をずらす事によって、引き出しが簡単になります。
始め方は、毎月決めた日に$500のCDを契約し1年かけて12個のCDを作れば、毎月1つのCDが満期が来ます。それと同時に1年で$6000の貯金に成功できます。その翌年は、それを更新してプラスその、CDに$500追加すれば雪だるま式に貯金がどんどん増えていきます。
まとめ
CDはCheckingとSavingよりは金利が高く、貯金を株投資するのは不安って方、貯金を始めたいって方にはおすすめのお金を増やす方法です。
1つのCDにまとめるよりは、小分けにした方がもしもの時便利。
金利て得た金額も収入の1部なので、TAXリターンは忘れず申告しましょう。
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